日本人と動物の関係。
家族と見なされるものから、存在自体が認識されないものまで、その関係性の深さや濃淡は様々だが、それらに由来する言葉や慣用表現の量から、どの生き物が日本人に最も影響を与えて来たか検証してみたい。
〈対象外〉人名、地名、作品名、星座の名、法人名、施設名、(*1)登録商標/ブランド (*2)料理名
- (*1)一般名詞化している例は対象<例>亀の子たわし
- (*2)『料理名の動物が原料に使われていない』例は対象<例>鯛焼、ホットドッグ、キツネ蕎麦
〈番外〉鬼/オニ *本記事では『人(ヒト)の異体』とみなし番外とするが、由来・関連表現は多い
【犬/イヌ/戌/狗】 ネガティブなものが多い
- 犬かき:不格好な泳ぎの婉曲・謙遜・自虐表現。
- 犬が西向きゃ尾は東(イヌがにしむきゃおはひがし)
- 犬食い(いぬぐい)
- 犬死に(いぬじに)
- 犬畜生にも劣る(いぬちくしょうにもおとる)
- 犬笛(いぬぶえ)
- イヌフグリ:植物
- 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
- 飼い犬に手を咬まれる(かいいぬにてをかまれる)
- 狂犬(きょうけん)
- 犬猿の仲(けんえんのなか)
- 犬歯(けんし)
- 権力の犬(けんりょくのいぬ)
- 狛犬(こまいぬ)
- 天狗/テング:元々は中国で『天の犬』を意味する流星(凶兆)だが、日本では『鳥系の半神』になっている
- 野良犬(のらいぬ)
- 夫婦喧嘩は犬も食わない(ふうふげんかはいぬもくわない)
- ホットドッグ
- 負け犬(まけいぬ) <派生>負け犬根性、負け犬の遠吠え
- 羊頭狗肉(ようとうくにく)
【兎/ウサギ/卯】
- ウサギ小屋:狭い家の言い換え・自虐・謙遜表現
- ウサギとカメ:童話(寓話)
- ウサギ跳び(うさぎとび):足腰のトレーニング方法
- 二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)
- 脱兎の如く(だっとのごとく)
- 兎に角:『とにかく』の文学的な当て字
【牛/ウシ/丑】
- 丑三つ時(うしみつどき):最も夜が深い時間帯。現代の時刻表示では、午前2時から2時半の間。
- 海牛/ウミウシ
- カウボーイ:<派生>カウボーイハット、カウボーイブーツ
- 蝸牛(かぎゅう):カタツムリの別名、耳の内部器官
- 犠牲(ぎせい):漢字の偏(へん)が両方とも
- 牛車(ぎっしゃ)
- 牛耳る(ぎゅうじる)
- 牛歩(ぎゅうほ)
- 土用丑の日(どよううしのひ):夏バテ防止に鰻を食べる人が増える日
【馬/ウマ/午】 乗馬に冠する表現も多い
- 足並みを揃える(あしなみをそろえる)
- 馬酔木(あせび/あしび):植物(有毒)
- 当て馬(あてうま)
- 鞍馬(あんば):体操競技の種目かつその器具
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- ウマオイ/馬追:バッタの一種
- 馬が合う(うまがあう)
- 馬が西向むきゃ尾は東(うまがにしむきゃおはひがし)
- 馬面(うまづら)
- ウマズラハギ
-
商品としてのウマズラハギ / カワハギ科ウマヅラハギ属 / 2026年9月 / 東京都区内
- 馬跳び(うまとび):①足腰のトレーニング法 ②子供の集団遊び
- 馬乗り(うまのり)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 駅(えき):『宿駅(しゅくえき)』の略。『駅』の編(へん)は『馬偏』。街道の中継地で、馬を調達出来た。
- 絵馬(えま)
- 海馬(かいば):①タツノオトシゴ ②脳の記憶に関わる領域
- 勝ち馬に乗る(かちうまにのる)
- カマドウマ/竈馬:昆虫
- 騎馬戦(きばせん):運動会の競技
- 鞍替えする(くらがえする)
- 競馬(けいば)
- 毛並みが良い?
- 下馬評(げばひょう)
- 後塵を拝する(こうじんをはいする)
- 午後(ごご)
- 午前(ごぜん)
- 駒(こま):ボードゲームでプレイヤーが動かす部品
- 駒が揃う(こまがそろう)
- 駒下駄(こまげた)
- 駒不足(こまぶそく)
- 駒を進める(こまをすすめる)
- 塞翁が馬(さいおうがうま)
- (○○界の)サラブレッド
- 子午線(しごせん)
- じゃじゃ馬
- 出馬(しゅつば)
- 正午(しょうご)
- 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずウマをいよ)
- 尻馬に乗る(しりうまにのる)
- 人馬一体(じんばいったい)
- 走馬灯(そうまとう)
- 竹馬(たけうま/ちくば)
- ダークホース
- 手綱さばき(たづなさばき)
- 手綱を締める/緩める(たづなをしめる/ゆるめる)
- 竹馬の友(ちくばのとも)
- ディスクジョッキー
- 天高く馬肥ゆる秋(てんたかくうまこゆるあき)
- どこの馬の骨だか分からない(どこのうまのほねだかわからない)
- 南船北馬(なんせんほくば)
- 馬鹿/バカ
- 馬脚を現わす(ばきゃくをあらわす)、
- 拍車をかける(はくしゃをかける)
- 白馬に乗った王子様(はくばにのったおうじさま)
- 馬耳東風(ばじとうふう)
- 馬車(ばしゃ)
- 馬車馬のように働く(ばしゃうまのようにはたらく)
- 馬蹄形(ばていけい)
- 馬頭観音(ばとうかんのん)
- 鼻の差(はなのさ):競馬用語。着順の差を表す単位のうち最も小さいもの。
- はなむけ/餞:『鼻向け』が語源。送別にあたり、去る人の乗る馬の鼻を旅立つ方角に向けることから。
- バフンウニ/馬糞海胆
- 馬力(ばりき):力が強いこと、機器の出力を表す単位、食用としての『馬肉(ばにく)』の言い換え
- 馬齢を重ねる(ばれいを重ねる)
- 馬鈴薯/ばれいしょ(=じゃがいも)
- 瓢箪から駒(ひょうたんからこま)
- 無事これ名馬(ぶじこれめいば)
- ホースラディッシュ/horseradish:別名 西洋わさび、山わさび
- ポニーテール:女子の髪型。和訳は『仔馬の尻尾』
- ポロシャツ
- 馬子にも衣装(まごにもいしょう)
- 鞭を入れる(むちを入れる)
- 瑪瑙/メノウ:宝石の種類。馬の脳に似ていることから(?] 【瑪】の文字はこれ以外に使われない(らしい)。
- 木馬(もくば):<派生>トロイの木馬の計略
- 野次馬(ヤジウマ)
- 埒があかない(らちがあかない):競馬用語より
【狼/オオカミ】
- 一匹狼(いっぴきおおかみ)
- 狼魚/オオカミウオ
- 狼少年(おおかみしょうねん)
- 狼蛇/オオカミヘビ
- 送り狼(おくりおおかみ)
- 前門の虎後門の狼(ぜんもんのトラこうもんのオオカミ)
- 羊の皮を被った狼(ひつじのかわをかぶったおおかみ)
- 狼藉(ろうぜき)
【狐/キツネ】
- いなり寿司/稲荷寿司
- きつねうどん/きつね蕎麦
- キツネ色:料理用語で、丁度良い焦げ目
- 狐猿/キツネザル
- 狐につままれる(キツネにつままれる)
- 狐の嫁入り(キツネのよめいり)
- 狐火(きつねび):怪奇現象のひとつ
- キツネ目(きつねめ):つり上がった目(への嫌悪や警戒感を表す表現)
- 虎の威を借る狐(とらのいをかるキツネ)
- 女狐(めぎつね):ずる賢い(特に男性を騙す)女性に対する蔑称
【熊/クマ】
- 穴熊囲い(あなぐまかこい):将棋の守備体勢の一つ
- 熊紫陽花/クマアジサイ
- 熊笹/クマザサ
- 熊鷹/クマタカ
- 熊鼠/クマネズミ
- 熊蜂/クマバチ/クマンバチ
【猿/サル/申】
- イエロー・モンキー
- 犬猿の仲(けんえんのなか)
- 猿楽(さるがく):伝統舞台芸術
- 猿ぐつわ(さるぐつわ)
- 猿芝居(さるしばい)
- 百日紅/サルスベリ:木の種類。樹皮がすべすべしている。
- 猿知恵(さるぢえ)
- 猿梨/サルナシ
- サルマタ/猿股:和式のトランクスパンツ
- 猿真似(さるまね)
- 猿も木から落ちる(サルもきからおちる)
- 猿山(さるやま):上下関係は厳しいのに秩序や落ち着きに欠ける組織
- ボス猿/ボスザル:小さな組織で威張っている人に対する蔑称
- 見ざる聞かざる言わざる(みザルいわザルきかザル):無用なトラブルに巻き込まれないための処世術を三匹の猿の姿で表した絵や像
- モンキーターン:競艇の旋回方法のひとつ
- モンキー乗り:競馬の騎乗法
- モンキーレンチ:工具
- 山猿(やまざる)
【鹿/シカ】
- 鹿毛(かげ):馬の毛色のひとつ。最も出現率が高く、馬の色として一般的にイメージされるもの。
- <派生>青鹿毛、黒鹿毛
- 河鹿/カジカ:川魚の一種
- 河鹿蛙/カジカガエル:カエルの一種
- 鹿の子:
- カモシカのような足/脚:(一般的に女性の)美脚の言い換え
- シカト:花札の鹿が横を向いている様子から(?)
- 鹿威し(ししおどし)
- 馬鹿(ばか)
【像/ゾウ】
- ゾウアザラシ
- 象牙質(ぞうげしつ)
- 象牙の塔(ぞうげのとう)
- 象虫/ゾウムシ
- マンモス○○ <例>マンモス校、マンモス団地
- 耳がダンボになる(みみがダンボになる)
【狸/タヌキ】
- 狸親父(たぬきおやじ)
- タヌキそば/うどん
- 狸寝入り(たぬきねいり)
- 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)
- 古狸/古だぬき
【虎/トラ/寅】
- 大虎/大トラ(おおトラ):泥酔した人(主に男性)の言い換え(主に蔑称)
- 虎口(こぐち):城の入口
- 虎口(ここう):危険な場所・状況
- 虎穴に入らずんば虎児を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)、
- 虎視眈々(こしたんたん)
- 前門の虎後門の狼(ぜんもんのトラこうもんのオオカミ)
- 虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
- 虎柄/トラ柄(とらがら)
- トラ刈り(トラがり)
- トラテープ/虎テープ:黄色と黒の縞柄テープ。主に立入禁止や安全上の注意喚起に使われる。
- 虎に翼(とらにつばさ):強い者がさらに強い武器を手に入れること
- 虎の子(とらのこ):大事な財産や資産
- 虎の巻(とらのまき)
- 虎は死して皮を残す
- トラネコ/虎猫
- トラフグ/虎河豚
- トラトラトラ
- 手負いの虎
- 虎の尾を踏む
- 虎は死して皮を残す
- 虎は千里往って千里還る
- 虎目石/虎眼石(とらめいし):宝石。タイガー(ズ)アイ。
- 張子の虎(はりこのとら):見かけ倒しの人や物
- ブラックタイガー:ウシエビの流通名
【猫/ネコ】
- 海猫/ウミネコ:鳥類
- 借りてきた猫
- キャッツアイ:宝石。猫目石。
- キャットウォーク:建築物や構造物の建設・保守用通路
- 窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)
- 泥棒猫(どろぼうねこ)
- 猫いらず:殺鼠剤(さっそざい)の婉曲表現
- 猫かわいがり
- 猫が顔を洗う(と雨になる)
- 猫車(ねこぐるま):運搬用一輪車
- 猫熊(ねこぐま):ジャイアントパンダの中国語名
- 猫鮫/ネコザメ:魚類
- 猫舌(ねこじた)
- 猫じゃらし:植物
- 猫背(ねこぜ)
- 猫だまし:相撲の技
- 猫っ毛(ねこっけ):細いくせ毛?
- 猫撫で声(ねこなでごえ)
- 猫に鰹節(ねこにかつおぶし/かつぶし)
- 猫に小判(ねこにこばん)
- 猫にまたたび
- 猫の手も借りたい
- 猫の額ほど:自宅の庭の狭さ強調する謙遜表現
- 猫の目のよう:クルクルと変化が激しい様子
- ネコババ
- 猫も杓子も(ねこもしゃくしも)
- 猫またぎ
- 猫まんま
- 猫をかぶる
- 化け猫(ばけねこ)
- 招き猫(まねきねこ)
【鼠/ネズミ/子】
- 窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)、
- コマネズミのように働く
- 子午線(しごせん)
- 大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
- 濡れネズミ(ぬれねずみ)
- 鼠一匹通さない(ねずみいっぴきとおさない)
- 鼠色/ネズミ色
- ネズミ講
- ネズミ算式
- ネズミ取り:スピード違反の取り締り、またはこれに使われる装置
- 袋のネズミ
- マウス:コンピューターの入力機器
- モルモット:実験用動物の代表格。転じて実験台やイタズラの対象にされる(されやすい)人。
【パンダ】
- 客寄せパンダ(きゃくよせパンダ):人気だけ先行して実力が未知数または伴わない人
- パンダイルカ:イロワケイルカの別名
- パンダ柄:白と黒で構成された模様やデザイン
- パンダ目:①眼の周りの化粧が滲んだ状態 ②怪我などにより眼の周りに痣(アザ)が出来ている状態。
- パンダ焼き:和風の焼き菓子。原料にパンダは使われない。
【羊/ヒツジ/未】
- スケープゴート:贖罪の山羊
- シェパード:犬種。語源(英語)は『羊飼い』または『牧師』
- 羊の皮を被った狼(ひつじのかわをかぶったおおかみ)
- 羊雲(ひつじぐも)
- 牧師(ぼくし) *英語『シェパード/Shepherd』の和訳
- 迷える子羊(まよえるこひつじ)
- 羊羹/ヨウカン
- 羊水(ようすい)
- 羊頭狗肉(ようとうくにく)
【豚/ブタおよび豬/亥】
- 猪目(いのめ):イノシシの目を模した図形で、ほぼハートマーク(♡)と同じに見える。
- 海豚(いるか):イルカの漢字表記
- 猪牙舟/猪牙船/ちょきぶね
- 猪突猛進(ちょとつもうしん)
- ハイブリッド:ブタとイノシシを掛け合わせたもの。イノブタと同意。
- 河豚(ふぐ):フグの漢字表記
- 豚小屋(ぶたごや):乱雑で汚い部屋の言い換え
- 豚に真珠(ぶたにしんじゅ)
- 豚小屋:乱雑で汚い部屋の言い換え、時に自虐表現
- 豚箱(ぶたばこ):刑務所(時に留置所、拘置所)の隠語
- 豚もおだてりゃ木に登る
【ライオン/獅子(しし)】
- 唐獅子(からじし)
- 獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)
- 獅子鼻(ししばな)
- 獅子は我が子を千尋の谷に落とす(ししはわがこをせんじんのたににおとす)
- 獅子奮迅(ししふんじん)
- 獅子舞(ししまい)
- 獅子頭(シズトウ):中華料理の一種
- 眠れる獅子/sleeping lion
- ライオンハート/lionheart(ed):勇敢(な)
【その他 哺乳類】
- 同じ穴の狢(ムジナ)、金木犀(きんもくせい)、鯨尺(くじらじゃく)、鯨飲馬食(げいいんばしょく)、ハイエナ(意地汚くて貪欲な人物)、ヒョウ柄、豹変(ひょうへん)、『金持ちが、神の国に入るよりもラクダが針の穴を通る方が簡単』、駱駝色(ラクダいろ)
【カラス】
- 烏合の衆(うごうのしゅう)
- 烏瓜/カラスウリ:食用の果実
- 烏鰈/カラスガレイ:大型のカレイ
- カラストンビ:イカやタコの口が鳥のクチバシ状になっていることから。主に酒のつまみとして流通している。
- 烏の足跡(からすのあしあと):目尻の皺(特に女性の)の婉曲表現
- 烏の行水(カラスのぎょうずい):入浴時間が短い事や人の滑稽表現
- カラスの濡れ羽色(からすのぬればいろ)
- 三羽烏/三羽ガラス(さんばガラス):同世代の中で傑出した存在の三名
- 月夜のカラス(つきよのカラス)
【鷹と鷲】*生物学上は同種(タカ目タカ科)
- 鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
- 鷹揚(おうよう)
- イーグル:ゴルフ用語
- 鷹の爪(たかのつめ):料理用語でトウガラシの言い換え
- 鷲掴み(わしづかみ)
- 鷲鼻(わしばな)
【鶴/ツル】
- 鶴の一声(ツルのひとこえ)
- ツルハシ/鶴橋
- 鶴は千年亀は万年(ツルはせんねんカメはまんねん)
- 掃溜めに鶴(はきだめにツル)
【鳶/トンビ/トビ】
- イカのトンビ:イカの口が鳥のクチバシ状になっていることから。主に酒のつまみとして流通している。
- カラストンビ:イカやタコの口が鳥のクチバシ状になっていることから。主に酒のつまみとして流通している。タコのトンビ:タコの口が鳥のクチバシ状になっていることから。主に酒のつまみとして需要がある。
- 鳶口(とびぐち)
- 鳶職(とびしょく)
- トンビがタカを生む
- トンビに油揚げをさらわれる
【鶏/ニワトリ/酉(とり)】
- 鶏口牛後(けいこうぎゅうご)
- 卵が先かニワトリが先か
- チキンレース
- 酉の市(とりのいち)
- ひよっこ
【鳩/ハト】
- 鳩尾の板(きゅうびのいた):鎧(よろい)の部品で、心臓を守る
- 伝書鳩(でんしょばと):マイホーム主義で、まっすぐ帰宅する人。得た情報や知識をそのまま横流しするだけの人。
- 鳩が豆鉄砲を喰らったよう
- 鳩麦/ハトムギ
- 鳩胸(はとむね)
- ハトメ/鳩目
【その他 鳥類】
- 一石二鳥(いっせきにちょう)、ウグイス嬢、鵜呑み(にする)、カモ(にする)、カモネギ/カモがネギを背負ってやって来る、ガルウイングドア、閑古鳥が鳴く、孔雀明王(くじゃくみょうおう)、けんもほろろ、ゴルフ用語(アルバドロス、イーグル、バーディ)、雀の涙、雀蜂/スズメバチ、正鵠(せいこく)を得る/射る、千鳥足、鳥肌が立つ、若いツバメ
【亀/カメ】
- 亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)
- 亀の子たわし:登録商標だが、事実上一般用語化している
- 亀の手/カメノテ:磯に生息する貝の一種。食用として流通する事もある。
- 亀甲模様(きっこうもよう):六角形の組み合わせ
- 月とスッポン:二者間の格差が大きすぎる事の例え
- 鶴は千年亀は万年(つるはせんねんかめはまんねん)
- 盲亀浮木(もうきふぼく):仏典より。全生物の中で、人として生まれる確率が想像を絶する低さ(有難さ)である事を説く際、釈迦(しゃか)が用いた(とされる)例え。
【蛇/ヘビ/巳】
- 海蛇/ウミヘビ:魚類(または は虫類)
- ウワバミ/蟒蛇:大酒飲みの言い換え
- 鬼が出るか蛇が出るか(おねがでるかじゃがでるか)
- 蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
- 蛇腹(じゃばら)
- 蛇紋(じゃもん):<派生>蛇紋岩、蛇紋石
- 蛇の目(じゃのめ):<派生>蛇の目傘、蛇の目の砂、ジャノメチョウ
- 蛇蝎の如く(だかつのごとく)
- 蛇行(だこう)
- 蛇足(だそく)
- 長蛇の列(ちょうだのれつ)
- とぐろを巻く
- 蛇に睨まれた蛙(へびににらまれたかえる)
- 蛇の生殺し(へびのなまごろし)
- 藪をつついて蛇を出す/藪蛇(やぶをつついてヘビを出す/やぶへび)
- 龍頭蛇尾(りゅうとうだび)
【その他 は虫類】
- トカゲの尻尾切り、ワニの涙/Crocodile tears
【蛙/カエル/カワズ】
- 井の中の蛙(いのなかのかわず)
- カエルの子はカエル
- がま口/蝦蟇口:財布の種類
- 錢蛙(ぜにがえる)
- 蛇に睨まれた蛙(へびににらまれたかえる)
- 茹でガエル
【その他 両生類】
【鰻/ウナギ】
- 鰻の寝床(うなぎのねどこ)
- うなぎ登り
- 鰻線(まんせん)
【鯛/タイ】
- あやかり鯛(あやかりたい)各種:数が多過ぎるため一つの記事にまとめました
- あやかりタイ、だまされタイ、タイのタイ👈よろしければこちらもご覧下さい
- 海老で鯛を釣る(えびでタイをつる)
- 腐っても鯛(くさってもタイ)
- 鯛の鯛(タイのタイ):タイの体内にあるタイの形をした骨
- 目出鯛(めでたい):①民芸品や縁起物 ②『めでたい』の強調表現
【鱈/タラ】
- たらこ唇(たらこくちびる)
- タラバガニ/鱈場蟹
- たらふく/鱈腹
- 出鱈目:『でたらめ』の当て字
- 矢鱈:『やたら』の当て字
【鯔/ボラ】 <出世魚としての呼び名の変化>オボコ ➡ イナ ➡ ボラ ➡ トド ➡ 卵
- いなせ/鯔背
- おぼこい
- 唐墨/カラスミ:卵(卵巣)の加工品
- トドの詰まり
【その他 魚類】
- 鰯雲(いわし雲)、魚の目/ウオノメ、唐墨/カラスミ、サバを読む、鮫肌(さめはだ)、白魚のような指、死んだ魚のような目、水魚の交わり、ドジョウすくい、二匹目のドジョウ、(冷凍の)マグロ状態、
【蛸/タコ】
- タコ:手のひらや足裏などに出来やすい、角質が肥厚する疾患
- タコ足配線
- タコさんウインナー:タコの形に加工したソーセージ。原材料に蛸は含まれていない。
- タコ部屋
- 引っ張りダコ
- 茹でダコ(ゆでだこ):熱い湯に浸かって皮膚が赤くなった状態
【その他 軟体動物】
- セピア色、法螺吹き(ほらふき)
- なまこ壁/海鼠壁
【蟻/アリ】
- 蟻一匹入る隙もない(アリいっぴきはいるすきもない)
- アリとキリギリス
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 働き蟻(はたらきアリ)
【蜻蛉/トンボ】
- 極楽トンボ(ごくらくとんぼ):定職に着かずぶらぶら遊び暮らしている人(特に若い男性)への蔑称
- 尻切れトンボ(しりきれとんぼ)
- トンボ:野球グラウンドの整備用具
- トンボ返り(とんぼがえり)
- トンボを切る(とんぼをきる):後方への宙返り
【蜂/ハチ】
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)
- ドローン:英語で『オスの蜂』
- 泣きっ面に蜂(なきっつらにハチ)
- 働き蟻(はたらきアリ)
- 蜂蜜/ハチミツ
- 蜂の巣をつついたよう(はちのすをつついたよう)蜂の一刺し(はちのひとさし)
- ハニカム構造:六角形で構成される蜜蜂の巣を模した軽くて丈夫な構造
- 蜂起(ほうき)
- 蜜蝋(みつろう) *英語でビーワックス
- 働き蟻(はたらきアリ)
【その他 昆虫 および 虫全体】
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)、一寸の虫にも五分の魂、五月蠅い(うるさい)、男やもめに蛆が湧く(おとこやもめにうじがわく)、蚊の鳴くような声、米つきバッタ、シラミつぶし、(○○の)ダニ、玉虫色(の回答)、蝶よ花よと育てられる、つつがなく、飛んで火に入る夏の虫、バグ、腹の虫(が鳴く)、虫の息、虫の知らせ、虫が好かない、虫けら、虫ゴム、虫の居所が悪い、虫眼鏡、虫も殺さぬ(ような顔)、悪いムシがつく
【海老/エビ】
- 海老反り
- 海老で鯛を釣る
【蟹/カニ】
- 蟹歩き(かにあるき)
- カニカマ/カニカマボコ:原材料にカニは含まれない
- カニさんウインナー
- 蟹挟(かにばさみ):柔道の技 *危険度が高いため禁じ手とされる大会が多い
- 蟹は自分の甲羅に似せて穴を掘る(かにはじぶんのこうらににせてあなをほる)
【その他の節足動物(昆虫を除く)】
- 蜘蛛の子を散らす、蛇蝎のごとく(だかつのごとく)
【鬼/オニ】
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 鬼○○:○○には動詞が入る
- 〈用例〉鬼食い、鬼飲み
- 鬼おろし:粗めの大根おろし
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼殻焼き(おにがらやき):伊勢エビ料理で、頭部を残して焼いたもの
- 鬼瓦(おにがわら)
- 鬼軍曹(おにぐんそう)
- 鬼ごっこ(おにごっこ)<派生>色鬼(いろおに)、高鬼(たかおに)、目隠し鬼(めかくしおに)
- 鬼ころし/鬼ごろし(おにころし/おにごろし):日本酒(稀に焼酎)のカテゴリー。料理酒より安い場合も多い。
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
- 鬼の霍乱(おにのかくらん)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 鬼の○○仏の○○:○○には人の名前が入る
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- オニバス/鬼蓮 <派生>オオオニバス
- 鬼は外福は内(おにはそとふくはうち):節分(豆まき)の掛け声
- 鬼火(おにび)
- オニヤンマ/鬼蜻蜓:トンボの一種
- オニユリ/鬼百合
- ガキ:餓鬼より
- 疑心暗鬼(ぎしんあんき)
- 鬼門(きもん)
- ○○の鬼
- 百鬼夜行(ひゃっきやこう)
- 来年のことを言えば鬼が笑う(らいねんのことをいえばおにがわらう)
- 渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)
【龍/竜/辰】
- 画龍点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)
- 逆鱗に触れる(げきりんにふれる)
- タツノオトシゴ
- 竜骨(りゅうこつ):船底を縦に貫く部材
- 龍頭/リュウズ:腕時計を操作するつまみ
- 龍頭蛇尾(りゅうとうだび)
【その他 想像上の動物/聖獣】
- おかっぱ頭、麒麟児(きりんじ)
【まとめ】
- 『由来表現の数』に基づくと、日本(人)に最も影響を与えてきた動物のトップファイブは次の通り
- ①馬 ②猫 ③犬 ④虎 ⑤蛇
- <馬がトップである(と思われる)理由>
- 有史以来、自動車が実用化されるまで、陸上における軍事・通信・輸送などの各分野で最速に位置した手段であり、保有する馬の質と量プラス乗馬技術が、国家レベルの命運を分ける要因となったケースも枚挙に暇(まいきょにいとま)がない。
- 駱駝(ラクダ)、羊/山羊、象などが上位に来る国や地域もあるだろう
【番外(鬼/オニ)】
- 本記事では『人(ヒト)の異体』とみなし、番外としているが、由来・関連表現は多い
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 鬼○○:○○には動詞が入る
- 〈用例〉鬼食い、鬼飲み
- オニ○○:○○には動植物名が入る
- <用例の一部>オニグモ、オニバス、オニヒトデ、オニヤンマ、オニユリ、その他多数
- 鬼おろし:粗めの大根おろし
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼殻焼き(おにがらやき):伊勢エビ料理で、頭部を残して焼いたもの
- 鬼瓦(おにがわら)
- 鬼軍曹(おにぐんそう)
- 鬼ごっこ(おにごっこ)<派生>色鬼(いろおに)、高鬼(たかおに)、目隠し鬼(めかくしおに)
- 鬼ころし/鬼ごろし(おにころし/おにごろし):日本酒(稀に焼酎)のカテゴリー。料理酒より安い場合も多い。
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
- 鬼の霍乱(おにのかくらん)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 鬼の○○仏の○○:○○には人の名前が入る
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- オニバス/鬼蓮 <派生>オオオニバス
- 鬼は外福は内(おにはそとふくはうち):節分(豆まき)の掛け声
- 鬼火(おにび)
- ガキ:餓鬼より
- 疑心暗鬼(ぎしんあんき)
- 鬼門(きもん)
- ○○の鬼
- 百鬼夜行(ひゃっきやこう)
- 来年のことを言えば鬼が笑う(らいねんのことをいえばおにがわらう)
- 渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)