【 始めに 】
隅田川(すみだがわ)は、東京都北区の岩淵水門から東京湾に注ぐ全長23.5キロメートルの一級河川
Wikipediaより/2026年5月
隅田川に架かる橋
筆者が調べたところ、通常の通行ルート(歩道や車道)から名称を確認出来る『橋(ばし/はし)』は27あり(2026年5月現在)(注1)、ここには建築物単体としての価値の高いスター橋(注2)が含まれる。
一方で、これらの間には『名前は知られていないけれど人々の生活を支える橋』も存在しているので、筆者が直接取材してみました。
【取材対象】
- 隅田川に架かる(横切る)橋/橋梁のうち、『橋名を表示がないもの』あるいは『橋の名称が通常の通行ルートからは確認できない』なもの
【用語解説】
- 右岸:下流を向いて右の岸
- 左岸:下流を向いて左の岸
【隅田川陰の14橋(上流より)】
- ①岩淵水門に付属した橋
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- 水門の全景 / 下流側より / 2026年5月
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- 付属している橋 / 右岸より / 2026年5月
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- 水門の案内板 /左岸に設置 / 2026年5月
- ②新田橋(仮橋)
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- 全景 / 上流側より / 2026年5月
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- 付属している橋 / 左岸より / 2026年5月
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- 案内板 /左岸に掲示 / 2026年5月
- ③首都高中央環状線 隅田川道路橋(北区堀船 ⇄ 足立区宮城)
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- 遠景 / 下流側より / 2026年5月
- 当記事の画像を集める際、最も撮影アングルが限定された橋で、全景を収めることは出来なかった
- ④日暮里・舎人(とねり)ライナー隅田川橋梁
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- 全景 / 下流側より / 2026年5月
- *走行中の電車が日暮里・舎人ライナー。奥に見えるのは尾久橋(おくばし)。
- ⑤京成本線隅田川橋梁
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- 全景 / 下流側より / 2026年5月
- *京成線の電車が走行中
- 番外【東京電力送電橋】
- 2022年に撤去
- ⑥千住水管橋 *手前の白い橋
- 東京都水道局の工業用水道専用橋
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- 全景 / 上流側より / 2026年5月
- *奥に見えるのは2本(旧と新)の千住大橋。
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- 右岸より / 2026年5月
- 右のアーチは千住大橋の旧橋で、国道4号線(日光街道)の下り車線が通っている
- ⑦~⑨*3本が隣接している
- ⑦常磐線隅田川橋梁
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- 全景 / 上流側より / 2026年5月
- ⑧つくばエクスプレス隅田川橋梁
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- 橋桁の下面 / 右岸より / 2026年5月
- ⑨東京メトロ日比谷線隅田川橋梁
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- 全景 / 下流側より / 2026年5月
- ⑩東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)隅田川橋梁
- 『陰の橋』の中では、後述の⑫と並び『かなりスター橋寄り』に位置づけされており、特に『東京スカツリーの前景』として連日無数のカメラに収められている。
- 『すみだリバーウォーク』と言う歩行者専用橋が下流側に併設されている
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- 全景 / 下流側より / 2026年5月
- ⑪蔵前専用橋(くらまえせんようきょう)
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- 全景 / 右岸上流側より / 2026年5月
- 橋桁(ほぼ中央部)の下から見える緑色の屋根は両国国技館のもの
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- 全景 / 右岸下流側より / 2026年5月
- 橋の下から見える黄色いアーチは蔵前橋のもの
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- 橋桁の下部 / 右岸より / 2026年5月
- NTTと水道局が使用しているらしい
- 5系統で構成されている事が分かる
- ⑫JR総武線隅田川橋梁
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- 全景 / 下流側より / 2026年5月
- 『陰の橋』の中では、⑩と並び『かなりスター橋寄り』に位置づけされており、電車(駅間が近いため低速走行)が通過する風景は商業的映像作品の撮影対象になることも多い。
- 1932年(昭和7年)にこの鉄道橋が竣工するまで、総武線の起点は両国駅で、東京側から千葉方面(画像では左➡右)に行くには、まず隅田川を渡る必要があった。
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- 塗装記録 / 右岸下流側より / 2026年5月
- 『隅田川橋りょう』の文字が控えめに確認出来る
- ⑬首都高速6号向島線隅田川道路橋
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- 全景 / 上流側より / 2026年5月
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- 橋桁の下面 / 右岸より / 2026年5月
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- 全景 / 下流側より / 2026年5月
- ⑭首都高速9号深川線隅田川道路橋(上)
- *下部の橋は隅田川大橋
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- 全景 / 上流側より / 2026年5月
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- 全景 / 下流側より / 2026年5月
【まとめ/考察】
- 基本的に機能優先で、スター橋達のような華やかさはないものの、それぞれの役割に応じた魅力を感じる事が出来た。
- 隅田川全体における橋の密度は日本でもトップクラスと思われる。
- *全長約23.5㎞に対して41の橋(筆者調べ)
- *用地確保が難しさから、新規の建設は考えにくい(必要がある場合はトンネル化されると思われる)
- 上流(千住大橋まで/起点からおよそ9kmまで)は遊歩道の整備が不十分で、遠回りを強いられたり、撮影アングルや距離の制約が多かった。
(注1)『通常の通行ルートから見える表示』により名称が確認出来る27の橋
- 新神谷橋、新田橋、新豊橋、豊島橋、小台橋、尾久橋、尾竹橋、千住汐入大橋、千住大橋、水神大橋、白髭(しらひげ)橋、桜橋、言問(こととい)橋、吾妻(あづま)橋、駒形(こまがた)橋、厩(うまや)橋、蔵前橋、両国橋、新大橋、清洲橋、隅田川大橋、&首都高9号橋梁 、永代(えいたい)橋、相生(あいしょう)橋、中央大橋、佃(つくだ)大橋、勝鬨(かちどき)橋、築地(つきじ)大橋
(注2)スター橋*筆者選定および命名 👑=国(日本)の重要文化財
- 千住大橋、白髭橋、言問橋、吾妻橋、駒形橋、蔵前橋、厩橋、両国橋、👑清洲橋、👑永代橋、👑勝鬨橋
改訂(回目)
2026/5/11 初出